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2019.11.11

社長ブログ

宇陀の伝建地区

昨日、古民家再生協会の近畿大会で宇陀松山の

伝建地区を散策してきました。

この地域の古民家は京都の町家のように道路に

面する幅で税金が掛けられるということがなか

ったので間口が大変広く造られています。

DSC_9690.JPG

玄関を入ると右手に和室が奥まで並んでいます。

そして間口が広いのでこの和室は道路に沿って

並んでいます。

一番奥の間が客間になっているそうです。

DSC_9693.JPG

外に出て道路に沿って客間の方に歩いてみると

DSC_9694.JPG

玄関では太くて大きかった格子が少し細くなって

います。

DSC_9695.JPG

さらに歩いていくとさらに細くなっています。

DSC_9698.JPG

ちょうど客間のあたりですが、かなり細かく

なっています。

このように玄関は日差しを取りれて比較的明るく、

客間に行くにしたがって視線を遮るように格子を

細かく造ってあります。

ボランティアのガイドさんがついていて教えてくれ

たのでわかるのですが、何気なく見ていたら気が付

きません。

昔の家には気が付かないようないろんな工夫がされ

ています。