2019.11.11
社長ブログ
宇陀の伝建地区
昨日、古民家再生協会の近畿大会で宇陀松山の
伝建地区を散策してきました。
この地域の古民家は京都の町家のように道路に
面する幅で税金が掛けられるということがなか
ったので間口が大変広く造られています。
玄関を入ると右手に和室が奥まで並んでいます。
そして間口が広いのでこの和室は道路に沿って
並んでいます。
一番奥の間が客間になっているそうです。
外に出て道路に沿って客間の方に歩いてみると
玄関では太くて大きかった格子が少し細くなって
います。
さらに歩いていくとさらに細くなっています。
ちょうど客間のあたりですが、かなり細かく
なっています。
このように玄関は日差しを取りれて比較的明るく、
客間に行くにしたがって視線を遮るように格子を
細かく造ってあります。
ボランティアのガイドさんがついていて教えてくれ
たのでわかるのですが、何気なく見ていたら気が付
きません。
昔の家には気が付かないようないろんな工夫がされ
ています。