2019.11.24
社長ブログ
玄関とキッチン
リフォームする前は玄関は入母屋でした。
入母屋は屋根の形としては立派なのですが、複雑な形に
なって雨漏れが起きやすいです。
そこで普通の片流れの屋根の下に庇を設けました。
以前はきつい雨が降ると玄関建具(今と同じ木製でした)
が吹きぶりに当てられていました。
それで庇はかなり深くしています。
雨の時も助かりますし、今は自転車を置いています。
アイランドキッチンです。
高さが90㎝、天板の奥行きは105㎝あります。
高さは一般的に85㎝ですが、ビルトインのコンロの加減で
90㎝になっています。
私でも少し高く感じます。
天板が広いのはゆったりしていいのですが、写真の壁付の
コンセントはこちらからは遠くて手が届きにくいです。
また天板を拭くときも反対側に回らないと全体を拭くこと
ができません。
いい面もあれば不便な面もあります。
壁のタイルは岐阜の美濃まで行って探してきたタイルで
表面が平滑ではないので目地のセメントが詰めにくいの
で目地なしにしましたが、結果的に仕上がりがきれいで
よかったです。
LDKを部屋の端から写した写真です。
手前の独立した柱までが前は6畳の和室でした。
6帖・8帖の続き間だったのですが、6帖の方を縁側と一緒に
リビングに取り込みました。
そして向こうの柱までが以前のリビングでした。
独立したリビングです。
そしてその向こうがダイニングキッチンと4帖半の和室でした。
子供が幼かったころはその和室にベビーベッドを置いたりして
活用していましたが育ってしまうとだんだん物置状態へと変わ
ってしまいました。
そこですべてを一体にしてLDKにしたのでかなり広いLDKです。
サッシを取り替えたり、外張りの断熱をしたのですが吹抜けまで
造ったので暖房の面ではやや不安でしたが、今のところ薪ストー
ブで割と快適に暮らしています。
家族の形態が変わると暮らし方も変化します。
前のまま何とか工夫をして暮らすことも可能でしたが、できるなら
少しでも快適に暮らせたほうがいいです。
昔は「家は3軒建てないと本当に自分に合った家は造れない」と言
われたこともありますが、とてもそこまでできません。
1回のリフォームで何とか自分に合った暮らしができればそれで充分
です。