2020.07.16
社長ブログ
土地の由来
先日からの豪雨は九州を中心に西日本から東日本
までかなり広い範囲で被害をもたらしました。
「大型の台風でもここまでは」というくらいの被
害です。
九州に至っては毎年のように、台風が来るたびに
災害が発生していますが、一向に被害が抑えられ
る気配がありません。
どうしようもないんでしょうか。
私は幸い、大きな水害にあったことがないので映像
で受け取ることしかできません。
この水害にはいろいろと伝承があります。
数年前の広島での土石流もそうでしたが、古い地名を
探ってみると「いかにも」といった地名が残ってい
ます。
今回の九州においても300年ほど前に水害の被害状況
を記録した古文書も残されていたそうですが、この過
去の水害は現代の人には知られていなかったとのこと
です。
この災害の多い国において私たちの先祖たちはその恐
ろしさを後世に伝えるために様々な手段を用いていて
その代表的な例が「地名」なんだそうです。
住みたい街ランキングの上位には「○○が丘」や「○○台」
「希望」や「光」といった明るい意味の単語を使った地
名が多いです。
しかし、そう言ったところは近年作られた新興住宅地で
す。
新しい地名が誕生すると古い地名は抹消されます。
そして、聞こえの悪い古い地名は当然消えてしまいます。
その古い地名が災害と関係していることがしばしばある
ということです。
今では、わからなくなった古い地名も調べればわかるこ
ともあります。
また、国土交通省が公開しているハザードマップがあります。
すでにそこで生活している人にとってはどうすることもでき
ないこともあります。
代々そこで生活している人もいます。
起きてしまったことは仕方ないですが、これから住もうと
している土地がどういった場所なのかは知っておくに越し
たことはありません。
興味深い記事があったので一部抜粋掲載させていただいて
います。