2020.07.12
社長ブログ
茅の輪くぐり
大神神社の「茅の輪くぐり」です。
先日、7月1日にお参りに行ったときのことです。
私は2回目ですが、それまでこの「茅の輪くぐり」
というのは知りませんでした。
茅(かや)で作った大きな輪を八の字状にくぐる
ことで無病息災や家内安全を願う行事です。
日本全国の多くの神社で6月30日頃に「夏越の祓
(なごしのはらえ)」という儀式の中で行われる
そうです。
この茅の輪くぐりは神話が由来で備後の国に暮ら
していた蘇民将来(そみんしょうらい)という人
が宿を求めて訪れたスサノオノミコトをもてなして
その恩返しに「疫病を逃れるために茅の輪を腰に付
けなさい」と教えてもらい、難を逃れたとされてい
ます。
その腰に付けていた茅の輪が大きくなって人が潜り
抜けるものになったということです。
この茅の輪くぐりは唱え詞(ことば)を唱えながら
くぐるといいそうでご存知の方も多いと思いますが、
「祓え給え 清め給え 守り給え 幸へ給え」
本殿で祈祷をしてもらう時にみんなで合唱する詞です。