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2022.10.10

社長ブログ

3年ぶりの法隆寺の秋祭り 将来はどうなるのか

3連休はいかがお過ごしでしたか。

あいにくの天候でしたね。

天気が良かったのは土曜日だけでした。

 

この時期は久しぶりに地域の祭りがあちこちで催

されていたみたいです。

私のところも「法隆寺の秋祭り」が3年ぶりに開催

されました。

法隆寺の秋祭りは派手な太鼓台ばかりが目立ちますが、

本来の秋祭りは「斑鳩神社」神様が神輿に乗って法隆寺

境内にある御旅所に渡られる祭りで、太鼓台や提灯台は

これに花を添えるものです。

 

私も昨日は祭りに参加して神輿の方を担いで法隆寺境内から

斑鳩神社に返してきました。

写真は6年前に太鼓台を改装した時の写真です。

板金の錺や太鼓台の架台を新しくしました。

太鼓の上に載っている蒲団のようなものは実は中はこんな風

になっています。

改装にはかなりのお金がかかっているようです。

維持していくのも大変です。

 

3年ぶりの開催と言っても例年のように境内を太鼓台が練り歩く

ということはしていません。

台車に載せて南大門と東大門に集まるだけです。

まだコロナの影響が残っていて慎重を期してのことです。

担ぎ手も世代変わりの時期に来ています。

私の父親の代のころと言えば祭りの日は決まっていて平日でも

行っていました。

その頃は農家さんが多いので皆さん力がありました。

物を担ぐなど常日頃からしていることで何のことはありません。

当時は台車などありません。

町内巡行も法隆寺までの移動も境内の担ぎあいも、どこに行く

のも担いで移動です。

今ではとても無理です。

昨日、集会所まで担いでみようとなりました。

距離にして50mほど。

掛け声とともに担ごうとしても上がりません。

3度目にやっと上がりました。

このお祭りも近い将来太鼓台を担ぐということはなくなりそうです。

これは3年前の写真です。

来年はこれくらいはできるかもしれません。

 


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