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2022.07.29

社長ブログ

不動産購入や建て替え時に掛かる意外な出費

今日は朝から新築の家の配置の確認でした。

解体工事が終わって縄張りをしたところです。

この状態で施主さんに配置の確認をしてもらいます。

地鎮祭の後、地盤調査、そして調査結果によっては

地盤改良工事を行ってから基礎工事となります。

 

こちらの家は建て替えですが、家本体の工事以外に

掛かる工事費に水道の引込替えがあります。

給水の引込径が13mmの家が今でもたくさんあります。

メーターボックスを開けてもらうとわかります。

蓋に「13」とか「20」と書かれています。

13mmの場合は水栓の数が限られます。

ほとんどの場合、20mmに変える必要があります。

大体100万円まではかかりませんが、それに近い工事費

がかかることがあります。

次に生活排水。

公共下水がつながれているところが多いですが、浄化槽

が必要な地域もあります。これも新しく設置するとなると

給水引込くらいの費用は掛かります。

地域によっては補助金もありますが。

 

家本体の価格がある程度決まっていても上記のように

地盤改良、給水引込、浄化槽といった必ずではありません

が、場合によってはかかる費用があります。

上記すべての工事が必要になればおそらく300万円くらいは

掛かると思います。

あるとないでは大きな違いで、かかるとなれば施主さんに

してみれば大きな出費です。

 

新しく不動産を購入される場合は上記のことも念頭に入れて

購入を検討しましょう。

またそれ以上に注意が必要なのが擁壁のある宅地です。

安全性が確認できる擁壁がある場合は問題ないですが、

確認できない場合は擁壁を造り替えなければならないことも

あります。

これは相当な費用が掛かります。

土地が安いからと言って購入するとあとから大きな出費に

なることもあります。

 

新築を検討している人にとってはあまりいい話ではありま

せんが、必要なものは必要です。

 

午後から曽爾へ古民家の打ち合わせに行ってきました。

山間の道を走ってちょっとしたドライブでした。

風光明媚なところにあります。

庭から東の方を見るときれいな山の斜面が見えます。

よく見ると

「曽爾高原」ですね。

ススキの原のイメージがあったのですが、この時期は

きれいな緑の斜面なんですね。

若草山みたいです。

生活の便は良くないですが、避暑やリモートワークに

はいいところです。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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