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2020.04.26

社長ブログ

ゴールデンウィーク

今日は、こんな時期ですがモデルハウスで新築工事

の打ち合わせをしていました。

マスクをつけての会話は聞き取りにくいですね。

ということは、相手の方もそうなんでしょうね。

 

すでに昨日からゴールデンウィークに入っている人も

たくさんいることでしょう。

今年の連休はゴールデンとは言えませんが。

今朝、テレビを見ている公園も閉鎖しているところが

あるそうで子供たちはどうすればいいんでしょうね。

 

ちょっと車を走らせてみたのですが、日曜日なのに空い

ています。

いつもの日曜日なら渋滞のはずのところが車もまばらです。

タクシーが走ってましたが、窓は全開でした。

少々寒いのではと思ってしまいます。

 

あるYouTubeを見ていると住宅業界の話をしていました。

少し遅い情報と思われましたが、一般の消費者の方には

わかりやすく業界全体の今の状況を説明していました。

・住宅設備、トイレや洗面台などが入荷できずに引き渡し

ができない工務店がたくさんある。

・引き渡しができないと最終金を受け取ることができない

ので次の仕事の準備資金が足りない。

・消費税増税の影響で受注が落ちて値引き合戦が起きている。

・これから不況のあおりを受けて倒産するところが出てくる

可能性があるので完成保証を付けてもらった方がいい

といった内容です。

設備機器が入荷できずに引き渡しができないということは確か

にあるかと思いますが、私の知っているかぎりではあまりその

ような状況になっている工務店さんはいません。

もし、引き渡しができなければ最終清算ができずに入金しても

らえないということはあります。

これは確かに工務店にとっては資金繰りが大変です。

 

値引き合戦はどうなんでしょうか。

ハウスメーカーのようにある一定量の受注がないと苦しいとこ

ろは値引きをするかもしれません。

しかし、家と言ってもいろんな家があります。

「この造りの家でないと」という理想の家があるならば

競合することは少ないのではないでしょうか。

同じような家づくりをしているところ同志は確かに競合すること

はあります。

その場合は先に見積もりを出した方が金額的には負けてしまい

ます。

当社も経験がありますが「その見積もりから○○万円引きます」と

いった営業もあります。

これは困りますが、消費者の方にとっては値引き合戦は歓迎される

ことです。

しかし、値引きができるということは元々その価格でできるという

ことです。

 

「完成保証」これは確かに必要になるときが来るかもしれませんね。

私のところも今の家づくりを始めたころは「本当にちゃんと完成す

るのか」と不安に思われていたようで「完成保証を付けてほしい」

と言われたことがありました。

また、当時はこの完成保証を利用するところが多かったように思い

ます。

全国規模でやっている会社が契約金だけを受け取って倒産ということ

もあったので、消費者の方も敏感になっていたのではないかと思いま

す。

数年前からこの完成保証を言う人はいなくなりました。

今のところ同業者でも利用しているところはあまり知りません。

完成保証にもいくつかの種類があって「役務保症」と言ったと思う

のですが、今の家はいろんな工法にわたって施工されているのでそ

の工法ができる工務店でないと造る(完成させる)ことができない

という場合があります。

そんな時、その施工ができる工務店に保証してもらうという制度が

あったように思います。

 

こんな時期だけにこのような情報は氾濫するでしょうね。

いい情報もありますが、間違った情報も氾濫します。

数日前から、給付金や補助に関する迷惑メールが後を絶ちません。

 

話は変わりますが、モデルハウスでの打ち合わせでは家づくりのソフト

を使ってパソコンの画面で家の内部や外観を立体的に見てもらうことが

できました。

図面だけではわからないこともある程度イメージしてもらえたかと思います。