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2022.02.7

社長ブログ

輪和のSDGs

家づくりにおいてCO2を削減するには

「CO2削減」

地球温暖化の原因とされるCO2を削減しようという

動きはかなり前からあります。

自動車業界も一斉に内燃機関から電気に移行しよう

としています。

これは使用時の排出削減につながるもので生産から

廃棄までの話になると簡単ではなさそうです。

 

住宅業界はどうなのでしょうか。

断熱性能を上げて省エネにしていこうとしていますが、

建設時においてはどうなのかというと。

鉄筋コンクリートとアルミサッシなどの金属製品を製造

するときに大量のCO2を排出し、住宅全体のCO2発生の

約半分を占めるというデータがあります。

鉄筋コンクリートの住宅となると木造住宅の3倍の排出量

になります。

木造住宅の場合は鉄筋コンクリート、金属、木材からの

排出量が多く、木材からの発生は乾燥と運搬によるもの

です。

ですから例えばコンクリートの基礎をやめて石場建にし、

木材を天然乾燥の地元の木にし、土壁や自然素材を多用

すると一般的な在来工法の家よりも3割程度CO2を削減す

ることができるとのことです。

時代に逆行するようですが、いわゆる「古民家」にすれ

ばこれが達成できることになります。

これも「SDGs」の一環です。

「明るくて寒くない古民家」ができればいいですね。

 

 

今年の入ってからですが、現場にいる社員大工(まだ経験

年数は浅いですが)から作業の内容と作業完了時の状況が

わかるように写真に撮ってLINEで送ってもらうようにしま

した。

きっかけは作業終了時の現場が汚かったからです。

しばらく続けてもらいます。

習慣になれば言わなくてもできるようになるのでは

と期待しています。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった木の家づくりをしています。
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