2022.04.11
現場から
床材の張り替え工事
小、中、高校ともに無事学校が始まりほっとする中西良行です。
十数年前の新建材のフローリングですが、
表面だけがはがれてきたため、張り替えの工事に伺いました。
めったにないことなんですが、接着剤を基本とする新建材では、
接着不良で、数年たってから不具合が出てくる場合があります。
ただし、メーカー責任があるのは一般に10年未満の不良のみだそうで、
今回のように10年以上経過した場合は取り合ってもらえないそうです。
また、表面のめくれてきたシートだけを撤去すると、下地はMDFのような
硬い材料、このまま、木材を施工しようとすると同じく施工不良になる可能性があり、
お施主様のご要望もあって、
今回はウレタン系の接着剤で強化塩ビシートを施工することに。
雰囲気を損なわないよう、木目のフローリング調のものを選びました。
施工は1日で完了。
見た感じでは、すぐわからないぐらいきれいに完了できました。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった木の家づくりをしています。
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