HOME  >  ブログ  >  リフォームをしているといろんな構造の家がある |リフォーム法改正で違法建築物はどうなる 奈良の木の家工務店、輪和建設

2024.11.29

古民家ブログ

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リフォームをしているといろんな構造の家がある

古民家のリフォームで解体したばかりのころの

写真ですが、無事完了して先日お引き渡しでした。

 

このところ新築以外は古民家のリフォームばかり

ですが、中には軽量鉄骨の家や

 

 

ツーバイフォーの家

コンクリートブロック造の家

もあります。

 

そこで暮らしている人は自分の家がどんな構造かなど

分かりませんし、おそらく興味もありません。

構造の種類などを言ったところで何のことかもわから

ないかもしれません。

新築の家でもそうでしょうね。

構造から選ぶ人はあまりいないと思います。

当社は新築の家はすべて木造軸組みの家ばかりで他の

構造の家は扱っていません。

リフォームは一応どんな構造の家でもさせてもらって

いますが、やっぱり木造軸組みの家が一番やりやすい

です。

間取りの変更も補強も比較的簡単です。

 

来年、法改正でリフォームでも確認申請が必要になる

ことが多くなると思います。

わりと一般の方もご存じのようで改正になる前にリフ

ォームしておこうと考えている方もおられます。

これは実際施工されてみないとわかりませんが、構造的

なことばかり考えていたのですが、違法建築物の場合は

どんな扱いになるのでしょうか。

隣地境界いっぱいに立っている家や道路後退しなければ

ならない状態の家、建蔽率や容積率をオーバーしている

家などは結構あります。

新築の場合ですが、離れを建てたいという依頼で現地

調査に行ってみたら既に建蔽率をオーバーしていたと

いうこともあります。

そこで住んでいる人はそんなことは全然分かっておられ

ません。

そういった家を失くしていくための法改正かもしれません。

 

今までのリフォームでしたらそれを基準法に適合させな

くてもリフォームはできましたが、改正後はできなくな

ると考えたほうがいいですね。

申請が不要な範囲で模様替えをするか、場合によっては

放置しておくしかないといったことが起きるかもしれま

せん。

 

先日お引渡しさせてもらった家です。

見学会に使わせていただきありがとうございました。

 

明日から4日間新潟へ出かけます。

古民家再生協会の全国大会に参加するためですが観光を

兼ねて行ってきます。

新潟を訪れるのは初めて(昔スキーでいったことがあるかも?)

だと思います。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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