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2023.03.10

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防犯にはシャッター、面格子、防犯合わせガラス

先日、悪質な強盗事件もあり防犯を気にする人

が多くなりました。

空き巣ももちろん困りますが、強盗となると

人命にかかわることもあります。

以前は泥棒(空き巣)は高速道路のインターや

駅の近くが狙われやすいと言われました。

逃走経路があるからですが、先日の事件などから

するとどこでも可能性があります。

 

防犯と言えば窓が気になりますが、空き巣に限って

言えば6割が窓から侵入すると言われます。

意外に多いのが玄関だそうですが、施錠忘れです。

窓の場合はほとんどがクレセントの部分を割って

開錠して侵入します。

私も以前施工中の現場でクレセントの部分のガラス

を割って侵入され、大工さんが道具をごっそり持っ

て行かれたことがあります。

ペアガラスでしたが外側のガラスを丸くカットして

内側のガラスは叩き割ってましたが、ガラスの破片

が3mくらい奥まで飛び散ってました。

 

窓の防犯と言えば一般的にはシャッターや面格子を

使いますがどこにでも付けれる物ではありません。

またシャッターはいつも閉じている事もできません。

そこで防犯ガラスを採用するという方法があります。

ガラスに特殊なフィルムを貼って強化しているもの

 

ですがこのフィルムの厚みによって強度が変わります。

 

フィルムには30mil、60mil、90milの3種類があります。

(1milは0.0254mm)

30milではドライバーなどを使ったこじて破る方法に効果

があり、60milでは更にバールなど使った打ち破りに対して、

90milではハンマーを使った打ち破りにも抵抗してくれる

と言います。

一般の木造住宅で使うサッシで防犯合わせガラスというと

30mil、60milを使うことが多く、90milとなると厚みがあ

るためにサッシ枠に治まらない事もあるようです。

主にマンションなどのビルサッシに使われます。

 

防犯ガラスを採用するときはフィルムの厚みは確認して

おいた方がいいと思います。

特に指定しないと30milになっています。

防犯ガラスはほとんどのサッシに対応してくれるようです

が特別大きな窓になると設定がない場合もあります。

どうしてもという場合はあとからガラスにフィルムを貼る

という方法もあります。

DIYで防犯フィルムを貼ることもできますが、本来ガラス

に挟まれているフィルムを表面に貼ることになるので

傷がつくことがあるとのことです。

メーカーさんに頼むと施工費はかなり高価です。

 


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