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2021.12.10

家づくりのこと

スタッフブログ

次世代に受け継がれる家をつくる

輪和建設の阿部です。
建て替える前の家で使われていた梁を構造材として再利用したり、リフォーム前に和室にあった美しい細工が施された建具を欄間に用いたり、古いゆらぎや模様のあるガラスを新しい建具にはめたり、思い出深いものや良いものは、積極的に新しい家やリフォーム後の設えなどに引き継ぐ提案をよくしています。そうすれば、新しい住まいにも歴史や思い出、オリジナルティが加わり、住まい手がより家に愛着を持っていただけるようになるからです。

愛着のある家は、長持ちします。物理的に強く頑丈な家であることや、断熱性能などが高いことはもちろん必要ですが、住まい手の愛着こそが建物を長もちさせる秘訣です。古い物を再利用するということは、廃棄物を減らすエコなことでもありますが、長い目でみると、愛着が持たれた良い家は、丁寧にメンテナンスもされ、そこで育つ子ども達にも愛されることになるでしょうからきっと長持ちするという意味で、家という大きな廃棄物を減らすことにもつながります。子世代につなぎたい、と思ってもらえるような家をつくることを作り手として目指したいと思っています。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった木の家づくりをしています。
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