2024.09.27
家づくりのこと
スタッフブログ
動線を考える
設計の阿部です。
先日、リフォーム工事をさせていただいたお客様のお家に伺いお話をする機会がありました。リフォームをして一番気に入っている場所は、「トイレ」だそうです。以前は暗くて狭くてリビングから丸見えだったトイレ。改装後は廊下の位置をかえてリビングから一直線に見える位置からずらしました。1.5畳に拡張してお気に入りの栗の一枚板の手洗いカウンターと洗面ボウルを設置して、ゆったりと落ち着ける空間に。たかがトイレ、されどトイレ。毎日何度も使用する部屋ですから、お気に入りの場所となって良かったです。
その他にも、洗濯動線や収納動線など、住んでみて実感した便利さをお話くださいました。キッチンに新設した掃き出し窓は、物干し場まで段差なく移動できる洗濯動線になっています。デッキを設けて段差解消の工夫しています。さらにこの勝手口は買物から帰ってきて食材をすぐに冷蔵庫に入れる動線にもなっています。毎日のちょっとした小さなストレスをなくすことが、豊かな生活に繋がるということを体感されています。
住まわれたときに気づいてもらえるような、小さな工夫や細やかな配慮も大切であることを身に染みて感じました。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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