2024.05.31
家づくりのこと
超仕上げ
戌亥です。
本日は弊社の倉庫にて、次の現場で使用する床材の加工を大工さんにしてもらいました。
超仕上げかんな盤という機械を通すことで、木材の仕上げを超仕上げというツルツルの状態にできます。
昔は大工さんがかんなをかけることで超仕上げをしていました。
現在でも大工さんに細かな材料や窓枠・建具枠などは仕上げをしてもらっていますが、今回は床材が4mで70本近くあるため、機械を使用しました。
初めて機械加工をしているのを見ました。
機械のため、簡単にできるものだと思っていましたが、刃の出やかんな盤の高さなどを木の特性などに合わせて調整をしなければ上手く刃が通らないそうで、大工さんが細かに調整しながら作業を進めていました。
あらゆる作業が機械化されていく中でも大工さんの長年の勘や感覚というのは大切なものなのだと感じました。
通し終わったはかんなクズは切り立てで、桧のいい香りがしました。
普段から木材の香りに慣れてしまっていたため、久しぶりに桧の爽やかな香りをかいだ気がしました。
かんなクズですが、きれいなので何かに使えないか。とも思っています。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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