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2022.11.9

家づくりのこと

木材の経年変化

戌亥です。

 

先日お客様とのお打合せで木材の色味の変化のお話しをしました。

実際に新しい木材と弊社のモデルルームの床や幅木を見比べてもらいました。

 

トップの画像は桧の材料を並べてみたところです。

 

モデルルームが14年ほど経っているため、濃いあめ色に変化しています。

同じ樹種でもこれだけ違った色味なります。

 

私自身並べて見て、仕事柄、新しい木材も古い木材もともによく目にするのもあると思うのですが、これだけ変化するのにどちらも桧の材料ということに違和感を覚えないことに驚きました。

親戚の家が古民家だったりと小さい頃から古い木材を見ることがあったからかもしれません。

 

変色というとなにか劣化したような印象を受けますが、木材は劣化するというよりは味わい深くなっていくように思います。

蜜蝋などのワックスを塗ると美しい光沢が出ます。

 

家の木部すべてに塗るのは大変ですが、カウンターや手すりなどよく触る場所だけでも塗ると家への愛着もより強くなると思います。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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