2022.10.7
家づくりのこと
輪和のSDGs
BELS 評価
輪和建設の阿部です。
建設中の生駒の家ですが、補助金申請に必要なこともあり、BELS評価を獲得しました。BELSは建物の省エネルギー性を評価するものです。家の断熱性能だけではなく、冷暖房設備、換気設備、給湯設備、照明設備などに省エネ製品を採用したり、太陽光発電を採用することで、BELS評価がアップします。
建物の1次エネルギー消費量とは、その建物が直接的に消費する化石燃料の程度を表しており、エリアに応じて基準値が定められています。その基準値と比較して、どのくらい消費を抑えられたのか、その程度に応じて1次エネルギー消費量等級が与えられます。生駒の家は最高等級の1次エネルギー消費量等級6(基準値の80%以下)でした。
BELSは、第3者機関が評価するもので、その家がどのくらい省エネなのかを見える化することで、お客様にとっても家の性能をはかる安心材料になりますし、将来的な家のランニングコストも考えた上で家づくりをすることは、とても有効なことだと考えます。
一方で、家づくりは長い目でみると、建っている期間だけではなく、材料選びや建設中、解体時にもエネルギーを消費するものです。遠い外国から運ばれる輸入木材、機械乾燥をしているような木材は、材料の時点で多くの1次エネルギー消費をもたらしてしまいます。また、コンクリ―造などの建物の解体は、木造と比較して多くの1次エネルギーが必要です。そして、長持ちしない家は解体してまた家を建てるというエネルギーが必要になるのです。
今回取得したBELS評価には加味されませんが、国産の天然乾燥材を使用し、長持ちする家を提案している輪和建設。省エネ観点からもポリシーを持って、お客様に勧めてまいりたいと思います。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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