
近年、安価な海外の木材を多用してきたため、国内の木材が有効利用され ず森林が荒廃してきているといわれます。森林は伐採と植林を繰り返すこと でいつまでも有効利用することができます。何より地球環境の生態系の一部 であります。
◆吉野杉・吉野桧
日本有数の建築材料です。
当社では、内装仕上げ材のすべてに吉野材を使っています。
◆赤松・ヒバ
赤松は、その粘り強さから横架材に適しています。
ヒバは、防虫効果に優れているので土台によく使われます。
※赤松は奈良県では手に入りにくくなっていますので東北から取り寄せています。
シックハウスの一番の原因といわれる新建材。近年の高気密・高断熱によ
りいくら24 時間の計画換気を行っても化学物質に敏感な人には耐えられる
ものではありません。一方、木・土・紙といった自然の素材は体に優しいだ
けでなく空気や温度の変化に柔軟に対応してくれます。
またこの素材は、壁や天井に使用すれば室内の湿気だけでなく, 臭いや有
害な化学物質も壁を通して室外に排出してくれるのです。それにはもちろん
壁内が通気できる構造でないと壁体内結露を起こしてしまいますが当社が採
用しているエアパス工法なら屋外に排出してくれます。
通気性の良い布の服とビニール製の合羽、どちらが快適かは想像していただければよくわかると思います。
◆漆喰
壁は、漆喰仕上げが標準です。漆喰は消石灰が化学反応で固まりますから接
着剤の嫌なにおいがありません。防火と調湿の効果があります。欠点として
は収縮するのでひび割れや隙間ができやすいことです。汚れを気にする方が
おられますが、実際はクロスより汚れが付きにくいです。
◆自然塗料
塗料もできる限り、自然塗料を使います。屋外の木部ではリボスや柿渋、屋
内には 木塗油と言ってヒバ油などからできた油性の自然塗料を使っていま
す。乾燥剤が含まれていないので乾燥に時間がかかりますが、化学物質に敏
感な方でも大丈夫です。
◆和紙
天井や襖に使用します。壁に漆喰と同じく調湿や消臭の効果があります。
予算に応じて、紙クロスやコットンクロスも選んでいただけます。
木は家の材料として使うには本来持っている水分を減らす必要があります。
よく言われる含水率ですが、住宅に使用する場合適正な含水率は18 ~ 20%
と言われています。この含水率を下げるためによく行われるのが機械による
高温乾燥です。重油を燃やした高温の窯に入れるのですが、短時間で乾燥さ
せることはできますが、木材が持っている繊維の粘りがなくなってしまいま
す。また、香りや防虫の成分も大幅に減り、色・艶も悪くなってしまいます。
一方、ゆっくり自然に乾燥させると、表面から中心に向かってひび割れが
生じますが、繊維のつながりは保たれます。もともと日本の木造建築は割れ
やすいが粘り強いという木の性質を前提とした作り方になっています。これ
は家の寿命にも影響することです。何十年と掛けて育った木ですから、ゆっ
くり乾燥させてあげるのが木にとっても良いことだと思います。こういった
理由で当社では天然乾燥にこだわった家づくりを勧めています。
※現在、低温除湿乾燥という木材に負担の少ない乾燥機がかなり普及してきています。当社ではこの低温除湿乾燥をした床板を使用しています。

